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躁鬱の症状と特徴|医師でも判断が難しい病気です

自分の行動を見直す

相談

うつ病の人は殆どの場合、何もする気になれずベッドの中でずっと寝ているような生活をしています。ご飯を食べることも、今まで好きでやっていた趣味もやる気になれず、社会から隔絶されてしまいます。うつ病は一度発症すると数年から数十年程の治療期間が必要になり、周りの家族や友人にも大きな負担がかかってしまいます。うつ病で気分が落ち込むと、自分の死を連想させるような考えをすることが多くなりますが、体が動かないという状態になると自分で死を選ぶということもできなくなるので、長い間その苦しみに耐えなければいけません。しかし、躁鬱病の患者は、気分が落ち込むうつ状態と調子が必要以上に良くなる躁状態があり、行動的になる期間と沈んでいる期間が交互に訪れます。うつ状態で暗い気分になって悪い考えをしていると、躁状態になってアクティブになった瞬間周りの人が思いもよらない突発的な行動をする可能性があります。気分の浮き沈みは多くの人が経験したことがあるはずですが、躁鬱病の浮き沈みは度を越していて、集中力が持続せずに任された仕事を放り投げたり、怒りっぽくなって周囲の人を攻撃するなどして余計なトラブルを引き起こす可能性があります。

躁鬱病には躁状態と鬱状態の他に軽躁状態がありますが、これは躁状態よりも症状が軽いわけではありません。基本的に、躁状態は気分が高揚したり、気性が荒くなって周りに暴力を振るうなど明らかにおかしい状態になるので、近しい友人や家族が見れば様子がおかしいことに気づくはずです。しかし、軽躁状態は躁状態ほどの気分の高揚は見られないので、周囲の人だけでなく本人でさえも自分は少し調子が良いと感じるだけで、これが躁鬱の症状だとは思いもしません。躁鬱病であると周囲の人に判断してもらえない場合は、セルフチェックで症状の確認をしたほうが良いでしょう。ネットには躁鬱の症状の項目をチェックするだけで簡単に病気の診断ができるツールなどもあるので、自分自身で異変に気づいているのなら積極的に活用しましょう。まず、高揚した気分が一週間以上続いて、睡眠を取らなくても翌日も軽快に動けるなどの行動があるなら、躁鬱である可能性が高くなります。さらに、注意散漫になって色々なことが気になってしまい、物事を最後までやり遂げることができなくなったり、買い物やギャンブルでお金をたくさん使い込むような行動も躁鬱の場合があるので、チェック項目に2つ以上当てはまるようなことがあれば、迅速に心療内科や精神科に相談しましょう。

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